チベット病院

チベット仏教のお寺まわりをしている時に、ティクセゴンパという大きめのお寺で、お寺の敷地内にお薬屋さんを発見!!

興味シンシン!
迷わず入る。

アムチと呼ばれる、お坊さんのお医者さんが診てくださる。

特に病も無かったので、
「何がありますか?」
と聞くと、

色々な薬があり、高山病の薬もあるというのでお守りがてら処方してもらう事に。

薬は全てこのようなマルマルになっており何の生薬かわからないが、効きそうな気がする。

ついでにお肌がキレイになるお薬があるか聞いてみたら、

「ある。」
という事で、そちらも頂く事に♪

ちなみに私の次に順番待ちしていたインド人の女性も、私の後にお肌のお薬を処方してもらっていた。

お薬が全部丸くて何の生薬かわからなかったから聞いてみると、処方箋を書いてくださった。

が、、、

チベット語?
読めず。

まぁ、飲んでみて効果の程を実感しよう。

その日は疲れて就寝。お薬を飲む暇無く翌日を迎える。

翌日母がインドの洗礼を受ける。
いつの間にか虫に刺される。
しかも、ものすごい大量に。。。

ホテルの人に病院行きたい。と言うと、レーには普通の病院とチベットのハーブのお薬の病院があると言う。

迷わず、チベット病院を選択。

ホテルの方が病院まで送ってくださった。


こんなトコロ。


現地の人に人気。

順番を待ち、母診察を受ける。

女性のお医者さん。
脈診をとり、症状を聞き、お薬を処方してくださる。

会計を先に済ませ、薬剤師さんのお部屋でお薬を頂く。

薬剤師さんも女性。
地位ある仕事でも女性が活躍している。


こちらも同じマルマルのお薬。


塗り薬も頂く。

帰って早速マルマルのお薬を飲む。

が、、、

砕いてぬるま湯で飲むらしいが、
このマルマル

どうやっても砕けないくらい硬い!!

ホテルのスタッフの男性に頼んでも砕けず((((;゚Д゚)))))))

と、思ったらホテルのボスがコチラを持って登場。

おぉ!

でも、あんなに頑張っても砕けなかったのに大丈夫かしら、、、
と思いながら砕いてみる。

木のボールにマルマルを入れ、棒でポンっ! と叩く。

と、

えっ、、、

さっきまでのが嘘みたいに砕けた!

更にゴマすりの様にしてみると、

粉末みたいになったぁ!
さすが、お道具次第だわ。

これを飲んだ母はみるみると良くなり、
私のお肌の調子も良くなり、効果バツグン!

ですが、後日また

来院。
母、またインドの洗礼を受ける(笑)

母は元看護士ならではの衛生管理で抗菌に励んでいたものの、インドの菌に完敗。

下痢の洗礼をうける。

私は前回のインド旅で洗礼を受けたお陰か、今回は逃れる事が出来た。

9時前に病院に行ったら、待合室で10分待って。
と言われた。
9時から病院がオープンだから準備がまだなのかと思ったら、
スタッフ全員が診察室に集まり、お祈りが始まる。

お坊さんの読経も感動したけど、病院のお祈りの声は女性と男性の声があり、とても美しかった。
あまりの美しいお祈りに、10分があっという間だった。

お祈りが終わり、母、2度目の診察をうける。

前回と同じ流れで、またマルマル薬を処方される。
が、今回は少し違うものがついてきた。

2日間マルマル薬を飲んで、それでも良くならなかったら、このスペシャル薬を飲んで。

との事である。

1日飲んだところで、母のお手洗い事情が少し良くなり、
2日目にはカナリ良くなった。

なので、スペシャル薬のお世話にはならず。

私の洗礼の時は帰国して2週間くらいたっても良くならなかったのに~。

チベットのお薬、恐るべし!

母には今回虫刺されや下痢等の厳しい洗礼を受けてもらったが、そのお陰でチベット病院へ行き、チベットのハーブのお薬の効果を知る事が出来た。

母に感謝である。

アトリエクララ
平 クララ
http://www.atkurara.com/
info@atkurara.com



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