突如として現れたインダス川!!
予備知識ほとんど無しで行った私は、急な出会いに驚いた。
学校の教科書の中の世界が本当にあった!
と思った。
学校で習った知識も記憶に乏しく、
世界4大文明の一つインダス文明が栄えた場所である。
人類の文明は川があるところから始まった。
との事くらいしか思い出せないが、
実際目の前にしたインダス川は教科書の中からは想像出来ない程に雄大で、
目に見える色は全てが物珍しい。
川の色はエメラルドグリーンに光り、砂の色は砂と言い表すには相応しくないような灰色の様な色。
周りの岩山は別の惑星に居るかのような気分にさせる岩肌と色。
空は澄み渡るようなブルーに、綿菓子のような雲。
広大な面積に、人間の無力さと儚さを感じるくらいだ。
そして、絵本の中に入り込むような気分で、この教科書の中の世界に足を踏み入れてみた。
冷たい川は心地良く砂はとても細かく少しヌルっとしており、足が土に吸い込まれる様な心地。
初めて味わった感触。
インダス川を五感で味わった。
少し車で走る。
すると、また突如として、
インダス川とザンスカール川の合流点に出会う。
わぁぁぁ!!!!
自然が織り成す芸術は偉大なり。