先週末、奈良の天河神社のご神事『おんだ祭』の早乙女を務めて、神様に捧げるお米の苗を植えさせて頂きました。
前日にご祈祷を受け、奉納の舞を見たり、夜は神社の能舞台の上で瞑想。
普通神社は夜になると陰陽の気が入れ変わり、夜はあまり行かない方が良いと言いますが、
こちらの神社は夜の気も澄み渡るような静けさで、とても気の感じが良いのです。
心地の良い瞑想。そして、天河神社のすぐ目の前のパワースポットの宿でとても良い睡眠をとり、
お田植え当日を迎える。
準備された衣装を
きちんと着付けてもらい、
神様のお米を育てる田んぼへ♪
衣装は華やかなお色味ですがご神事なので、下着は白で。
という指定がきちんとありました。
こちらは、『田植え集』と呼ばれるベテランの方。
田植えのお手本を見せてくださり、
手ほどきをしてくださいました。
そして苗を持っていよいよ
田んぼに入る。
これが意外と難しい!
田植え集の方の見本は簡単そうだったのに、
いざ足を踏み入れてみると、歩くのも困難な程。
何事もやってみないとわかりませんね。
それにしても、見てください。
素敵な衣装のお陰で、なんと鮮やかな田んぼ!
昔の衣装は白と赤の伝統的なものだったけど、早乙女の高齢化が進み、若い人が興味を持って参加出来るようにと、この鮮やかで素敵な衣装をデザイナーさんが作ったのです。
この衣装を作った方にもお会い出来ましたが、とーっても素敵な女性でした。
心踊るようなこの衣装で、
せっせと田植え♪
神様に捧げるお米の苗を植えさせてもらえるだなんて、
身に余る光栄です。
今から私達の植えた苗は、大自然の恩恵を受けて育ち、秋の収穫を迎えますが、
この苗を植えた事で、自分の新しい心の苗も植えてきたような心地がします。
私の新しい心の苗も、秋の収穫時期には大きく成長出来ますように、精進して参りたいです。
アトリエクララ
平 クララ
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