チベット問題


今日ダラムサラではデモが行われた。

今日はパンチェン・ラマのお誕生日で、生きていたら24歳。

パンチェン・ラマとは、チベットの高僧でダライ・ラマの次に重要な存在。

転生によってその高僧がなくなった後も、魂は別の生を受けこの世に生まれ変わるとされていて、
先代の死後数年して、先代ラマの遺体の観察、神託・占い、聖なる湖の湖面の観察、本人に対するテスト等によって生まれ変わりの霊童が探されるという。

パンチェンラマ10世の生まれ変わりとして、ダライ・ラマ法王がパンチェン・ラマ11世に認定した当時6歳のゲンドゥン・チューキ・ニマ少年。
しかし、中国政府はこれを認めず、認定から3日後にニマ少年を両親と共に拉致拘束し、未だに所在地すら明らかにされていない。

中国政府はパンチェン・ラマ11世を独自に探し、同じチベット族、同じ6歳ののギェンツェン・ノルブ少年が中国政府によって同じくパンチェン・ラマ11世と認定された。

こうして2人のパンチェンラマ11世が誕生してしまった訳であるが、チベットの人は中国政府が認定したパンチェンラマ11世はニセモノと考えており、本物のパンチェンラマ11世の解放を願っている。

政治・宗教に関しては口を出せる程詳しくないので、意見を述べれる身ではないが、
何でこんな卑劣な事が起こるんだ、、、。
と思う。

ここ、ダラムサラに暮らす人達は命からがら標高6000mものヒマラヤを越えてきている。
今でも毎年数百人の子供たちが危険を冒してまでヒマラヤを越えてくるという。

昨日もお散歩道で出会った青年とお話すると、
青年もチベットからヒマラヤを越えてダラムサラに亡命してきたそうだ。
両親はまだチベットに居るという。

チベットに行った事ある?
と青年が私に聞いた。

行った事ない。と言うと
青年は懐かしい眼差しで故郷を語った。

チベットはここよりもっともっと良いところだよ。
山があって、寒くて雪も沢山積もるけど、花も沢山咲いて空気もキレイで、本当にキレイな場所なんだ。
いつか必ず行ってね。
その時は僕の家族がチベットに居るから。

と青年は私に話した。

知れば知る程胸が痛くなるチベット問題。

難しい事はわからないけど、
ここに住む心優しい人達がまた故郷に帰れる事を祈るばかりである。

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